日本語日本語教育
【日本語教育に役立つ本】『絵を描いて教える日本語』という本は日本語教室で使えるイラストの活用が学べる!

ふと興味深い本を見つけました。『絵を描いて教える日本語(1995)』
イラストと日本語教育の融合に着目した面白い題材の本です。
実は同じカテゴリーの本はたくさんあるのでしょうか?

PART1は『絵心がない人が絵を描くには』ということで、
イラストの描き方が紹介されています。

(前略) 教師自身が絵を描くということに意味があり、絵の巧拙はあまり問題にはなりません。
むしろ下手な方が親しみをもたれることが多いようです。
まったくもっておっしゃる通りですが、描けない人からすると、
「…とはいえ」といった気持ちもあります。
2つの類義語の微妙な違いを言葉でなく、絵で表現したり…とか。

PART1はイラストの簡単な書き方レクチャーが中心ですが、
後半は、日本語教育におけるイラストの有効活用の方法が書かれています。
こんな感じで、モーラについても触れられてたり。
着眼点が面白い本でしたが、いずれにしても、
当たり前ですが…イラストがこなれてて、ほんとに描けない方からすると、
難易度が高いかもですね。なかなか興味深い内容ではありました。
ではでは。
2017/05/15
Amazonページ 絵を描いて教える日本語